Profile

かつふじたまこ

Tamako KATSUFUJI

 

音作家。舞台音響家。大阪生まれ。

90年代半ばより、詩や言葉を用いたテープ作品、電子音楽作品、シアターピースの創作を始める。2000年、GRM(フランス国立視聴覚研究所)でのミュージック・コンクレート夏期アトリエへの参加を機に、精力的に作品の制作、発表に取りかかる。

 

CCMC2005(コンテンポラリー・コンピュータ・ミュージック・コンサート/東京)のコンペにてACSM116賞(最優秀賞)を受賞。受賞作品が毎年フランスにて行われる国際電子音楽フェスティバルFUTURAにて上演される。その後も同フェスティバルの公募部門で度々入選、上演されるなど、国内外で評価を受けている。

 

街や自然の中でのフィールドレコーディングや身の回りの小さな音にも耳を澄ませ、拾い集め紡ぎ出す。そうして生み出される音作品は、日常の隣のちょっと不思議な音世界を表現している。

 また、ダンス、演劇、映像、朗読などとのコラボレート作品への参加や、立体音響システムアクースモニウムで上演される音作品と他ジャンルのアートとのコラボレートシリーズ『Full Space』(2004年〜)や、音作品のショーケース『音囲炉裏-neirori-』(2013年〜)などの自主企画を行うなど、独特の音世界を展開させている。

 

2011年頃より、鍵盤ハーモニカほか、ボウル、コップ、ビー玉、おもちゃなど様々な日用品をサウンドオブジェとした即興演奏のライブ活動を始める。ソロ演奏の他、他ミュージシャンやダンス、ライブペインティングなどとのセッションも行っている。

 

また、子どもから大人までを対象に、身の回りの日用品を使っての音探し、合奏、森の中での音探しなどのワークショップも展開中(「DOORS」「+ちいさなこどもたち」企画に参加)。

 

 

一方、「月猫音市場(つきねこおといちば)」という屋号でフリーランスの舞台音響家として、カフェ、ライブハウスなどでの音楽コンサートや、演劇、ダンス、パフォーマンスの公演、各種イベントの音響を手がける他、劇団態変公演『試験管』(2015)など舞台作品への楽曲提供も。

 

 

 Tamako Katsufuji was born in Osaka, Japan.  She began composing tape music and theater pieces, often using poetry and speech, in the mid-1990s. In 2000 she studied musique concrete at INA-GRM in Paris.  Since then her works have been featured at Festival FUTURA(France), Festival CCMC (Tokyo), Silence(Italy) and other Festivals and Venues.  In 2005 she was awarded the prize “ACSM116”, the First Prize at CCMC 2005. Also in 2005 she studied interpretation  of  acousmatic  compositions  at  FUTURA.

 

 Katsufuji regularly collaborates with choreographers, dancers, and video artists.  She organizes “Full Space”, a regular event combining the works of several acousmatic composers with other art forms.

  Searching for the fantastic and “undaily” in the sound of daily life, Katsufuji uses processed and unprocessed field recordings and self-made sounds to create surprising mini-worlds in our larger “real” worlds.